作業療法士が教える腰痛を治す為の体操法
腰痛を治すための体操法はいろいろありますが、安全で効果的なのはリハビリのプロである作業療法士が提唱する体操法です。
行う前の注意点は、無理をせず痛みがあるときはやらないこと、反動をつけないこと、専門家の意見に従うということです。
これを踏まえた上で、自分のペースを守って毎日行うと、少し長い期間は要しますが、腰痛の改善に効果が期待できます。
1つは、腹筋強化のための運動で、仰向けになって膝を軽く曲げたら、太ももに手を置いてゆっくり上体をおこしてそのまま5秒キープします。
そして、ゆっくり上体を戻すというのを10回(できない人は出来る範囲の回数で構いません)行いましょう。
もう一つは骨盤の反りを改善する運動で、膝を軽く曲げて仰向けになったら、腕は体の横に起き、床に背中を押し付けます。
その次にお尻を引き締めながら腰を浮かせて5秒キープし、ゆっくりと元に戻すというのを10回行ってください。
両方とも無理をせずに出来る回数で行い、できるようになったら回数を増やしていくことが大切です。
いきなり無理をすると、腰痛を悪化させる原因にもなりますので、注意をして行ってください。