視線恐怖症を克服する方法


視線恐怖症を克服する方法

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40歳代まで長年悩み続けた『視線恐怖症』を克服した方法をご紹介します。最短で5分、遅くとも3日で恐怖症の改善がみられますので、どうぞ実感してください。

私がスピーチ恐怖症を克服した危険を伴う方法


私はスピーチが元々苦手で、一時期は恐怖症に近い状態になりました。何歳のときに始めてスピーチをしたかなと思い出すと、小学校4年生の時でした。クラスの担任の先生が、1分間スピーチを児童にさせる方で、その時に何を話していたかは分からないけど、なんとなく苦手意識が付いていたのを覚えています。

人から視線が集まることも好きではなかったので、自分の番が来るのは嫌でしたが、大人になった今とは違って、子供のときって適当な話で乗り越えられていたんですよね。誰かを巻き込んでみたりして、ちゃんとした1分間スピーチでも怒られることも変な視線もありませんでしたし。恐怖症になったのは大人になってからになります。

学生時代も人の視線からは隠れるような生活をしていたので、唯一まともに人前で話したのは、高校生の部活紹介のときでした。部活の部長をしていたこともあり、新入生に対してスピーチと言うか話をしなくてはいけなかったのですが、その時は原稿を読み上げ視線を意識しないようにしていました。とても怖かったのを覚えています。

それから大人になって最も恐怖症を発揮したのが、友達の結婚式のスピーチでした。話す内容はしっかりと吹っ飛び、メモも持っていなかったために見事に玉砕しました。でも、それが逆療法になったのか、スピーチで止まってしまったときの周りの人の優しさを感じました。「あっ、別に失敗しても良いんだな」「気持ちが伝わればいいんだ」と。

それ以降は確かに人前では緊張しますし視線は感じますが、「取って食おうとしているわけではない」という意識に変わり、スピーチや余興なども以前よりかは嫌な緊張はしなくなりました。私のようにショック療法がきく場合もありますが、それは危険も伴いますので、安全に症状を改善したい方は視線恐怖症を克服する方法をおすすめしています。