膝の痛みを和らげる方法


膝の痛みを和らげる方法

作業療法士会 > 膝の軟骨の痛みは『骨盤のゆがみ』や『過去の足首の捻挫』が関係する← 現在のページ

2年間続いた変形性膝関節症のつらい症状を、1ヶ月で80%軽減させた方法を紹介しています。手術が必要な膝症状の改善例も多数掲載されています。

膝の軟骨の痛みは『骨盤のゆがみ』や『過去の足首の捻挫』が関係する


膝の痛みの原因にはいくつかありますが、今回は軟骨の痛みについて書きたいと思います。代表的な症状でいいますと、変形性膝関節症があります。名称からして、関節の変形だから軟骨は関係なさそうに感じるかもしれませんが、膝関節とは、太ももの骨(大たい骨)とスネの骨が連結している部分を指します。

この2つの骨が連結する間に、クッションのような形で軟骨が2つ入ります。1つは内側、もう1つが外側に軟骨が入っているのですが、内側の方が傷めやすく、痛みが出る場合も内側のほうが多くなります。外側や真ん中が痛い場合は、筋肉が関係する場合のほうが臨床的には多くなり、同じ膝の痛みでもさまざまな原因があります。

そもそも『軟骨の痛み』と言われる場合は、どういう原因で起こるか説明しますと、先ほど言いましたが、膝関節は太ももの骨(大たい骨)とスネの骨が連結している部分になります。太ももの骨は、骨盤とも連結していて、その部分を股関節と言います。つまりは、骨盤のゆがみが起こると股関節のゆがみも起こり、結果として膝の関節にもゆがみや負担が掛かります。

スネの骨は、足首やかかとの骨とも連結しているため、足首の捻挫をしたことがある人などは、膝関節にもそのねじれが伝わります。骨盤や足首のゆがみの結果が、膝関節や軟骨への負担となり、結果として膝の軟骨の痛みへとつながります。そういったゆがみを治すには整体なども良いですが、膝の治療は金額的に多く掛かります。