耳鳴りとめまいと突発性難聴の症状が同時に出てくる病気
耳鳴りと突発性難聴はセットで出ることがあります。また、めまいと耳鳴りが同時に出ることもありますが、同じような症状だったとしても、単純に自己診断してしまうのは危険になります。特にめまいの症状は脳の病気の症状として出ている場合もありますので、物が二重に見えたり真っ直ぐ歩けないなどの平衡感覚の異常が出ている場合は、すぐに病院へ行ってください。
突発性難聴に関しても、治療を早く行えば症状を悪くせずに回復することもできます。ただ、自己判断で症状を悪くしてしまうと、ある所からは良くならない、聞こえないという状態にもなってしまいます。突発性難聴は朝起きたら急に片耳の調子が悪い状態で、耳の中で音が響いたり、こもったような感じになるのが特徴です。
一般的な難聴は、朝起きたときに急激に起こるものではなく、突発性難聴をしっかり治療しなかったために後遺症のようにして残ってしまった場合や、年齢と共に少しずつ耳が悪くなってくるタイプの難聴もあります。また、アゴの関節が耳の穴の前にあるので、食いしばりや噛み締めの習慣が付いている方は、アゴの関節の問題で起こっていることも少なくありません。
耳鳴りは突発性難聴が起こると大体は出てくる症状ですが、めまいと一緒に起こるメニエル症候群などとも異なる『耳鳴りだけが単体で出る』ような症状の場合は、耳鳴りを治す方法もお役に立てるかもしれませんので、ご興味がありましたらご覧ください。