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作業療法士の治療は保険が適用になるか?


整形外科などでは、レントゲンを撮って診察をし、それで治療が必要となれば腰痛でもマッサージなどの治療に保険が適用されます。

ただし、マッサージ治療院などで行われるマッサージのように重点的なマッサージ治療は行われず、痛みのある部分に軽く行われる程度の治療になります。

これは病院での作業療法士による作業療法も同様で、診察をして医師が治療の処方をすれば保険が適用になります。

ただし作業療法で行う運動器リハビリテーションは、保険適応となる疾患というのが決められているので、念のためチェックしておきましょう。

適応疾患は、骨折や靭帯損傷、脊髄損傷による四肢麻痺などがありますが、腰痛の場合だと「運動器不安定症によるもの」というカテゴリに入ります。

その中で当てはまる可能性があるのは、脊椎圧迫骨折および各種脊柱変形、神経・筋疾患、関節リウマチ及び各種関節炎などが挙げられます。

基本的にこれ以外の疾患では保険が適用にならないこともあるため、事前にきちんと確認する事をおすすめします。