視線恐怖症の人に初めて出逢ったとき
視線恐怖症の人は聞いたことがあったけど、今までに出会ったことはなかった。
軽い対人恐怖症などの人はいたけど、生活に支障をきたすまでの人ってそうはいないと思う。
人それぞれの考え方があるので、僕は「こう思っている」という話をしてもいまいち通じないのも分かっていたのだけど、色々と話をしてみた。
その人は20代後半の女性で、視線恐怖症になったのは高校生くらいからだという。
詳しい原因については深く聞かなかったけど、中学生のころはなかったみたいなので、高校に入ってから何かあったのかもしれない。
話している感じでは明るい感じでなのだけど、それが逆に気を遣いすぎていて疲れてしまうのも1つかもしれない。
「もっと肩の力を抜いても良いんですよ」と言っても、習慣になっているものはそう簡単には抜けないのは僕にも分かる。
なので、どうしても体を動かしたときも力が入ってしまい、筋肉も常に固い状態が続いている。
仕事場でもお昼を食べに行く慣れた人以外に話しかけられると緊張してしまうらしく、極力は人に会わないように心がけているらしい。
そういう生活をして徐々に視線恐怖症が改善してくれるのなら良いのだけども、実際はどうなのだろうか?