強迫性障害を克服する方法


強迫性障害を克服する方法

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複数の心療内科に通っても良くならなかった『強迫性障害』を改善させた、1日20分のエクササイズをご紹介しています。このやり方で症状から解放された一部の人(21人)の声も掲載されています。

焦燥感なんて持たなくても良いのかもしれない


『何かをしなくてはいけない』という感覚を最近感じています。強迫性障害まで強い状態ではないでしょうが、具体的にこれをやらなくてはいけないという感覚ではなく、漠然と何かに追われているような感じだったり、何かに焦っている感じだったりと、あまり良い状態ではないと思います。こういう時は車のブレーキが聞かない夢をよく見ます。

強迫性障害の方は、他の人から見たらどうでも良いようなことが気になってしまい、頭から離れなくなってしまいます。それでも本人にとっては大切なこともありますし、大切じゃないのに気になってしまうこともあり、後者の場合は厄介な問題を起こしやすくなります。どうでもいい細かいことで複数気になることがあると、強迫性障害から鬱病になるケースも見られます。

こういう症状を克服させるためには思考の習慣もありますし、育ってきた環境や自分の置かれている状況なども影響すると思います。なので、症状を改善するためには今ある自分を変えていく必要も出てくるかもしれません。それを考えるとなかなか一歩踏み出せない場合もありますが、強迫性障害を治すためには時にそういう決断が必要です。

自分を責めることなく、また何かに追われることもなく自分のペースで症状を改善していく、そういう治療法に出会えたら本当に幸せなんでしょうね。