冷えると膝の痛みが強くなる方とそうじゃない人
寒い時期になってくると膝の痛みがひどくなってくる方が多い。どうしても冷えると体の悪い部分と言うのは痛みが出やすく、腰痛の人なんかもそうだけど、腹巻なんかをしていると案外楽という方もいる。すごく簡単なことだけど、膝の痛みも冷やさないようにサポーターをするだけでも症状を緩和させることができる人もいる。
でも、サポーターではまったく症状が変わらないという膝の痛みを持った方は、原因が冷えではなく別の所にあるのだと考えられる。もちろん、医学的には膝の軟骨がすり減っていたり変形性膝関節症なんて診断を受ける場合もあるけど、変形してても軟骨がなくなってても痛くない人は痛くない。では、何が原因になって痛みが出ているのか?そこはなかなか難しい問題になってくる。
1個は筋肉が弱くなってくることで膝の支えが少なくなり、体重が掛かったときなどに痛みとして出てくるケース。これはすごく多くて、膝の痛みを抱えている方は動くと膝が痛いため、どうしても温存してしまうケースが多い。こうなってしまうと、筋力はどんどん衰えていくので、結局は悪循環で膝の痛みは強くなっていく。
そういった膝の痛みの原因を知っておくことが、症状を改善するためには大切になるのだと思うけど、知っているだけではダメで実行も必要になる。まずは無理のない範囲からで構わないので、家の中で足踏みをする程度からはじめるというのも1つだと私は思う。