あがり症を克服する方法


あがり症を克服する方法

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話し方教室に通っても良くならなかった長年の『あがり症』を、1日15分のプログラムで改善した治療法をご紹介しています。この方法を使って『人前での緊張から開放』された一部の方(12人)の声も掲載されています。

あがり症ならスピーチは手紙だって感情がこもってればいいじゃない


仕事でよく会う方が結婚式のスピーチをしなくてはいけないと言っていて、もともとがあがり症のためにどうしたら良いか、という話をしていた。僕もスピーチではあがってしまった経験があるため、それに関するアドバイス、とまではいかないけど心構えのような話をした。人によっては完全に頭の中にスピーチを覚えてないとダメと言うが、そんなことないと思う。

いろんな人のスピーチを見ていると、手紙を読んでいるのでも感動することが多い。スピーチを覚える場合も、内容をじっくり考えて何度も書き直したりすると思うけど、手紙の場合も同じだと思う。ただ、暗記した場合は記憶をたどりながら話してしまうこともあるため、話しなれていない人だと緊張もあってか感情がこもらないことも多い。

そうなると、文章を感情を込めて、書いたときと同じような心情で語ることができれば、そのスピーチの方がずっと感動できるし、記憶にも残る。そもそもスピーチは自分を良く見せるためじゃなくて、相手に向けたメッセージなのだから、自分の見栄えなんかよりも相手にどう気持ちを伝えるか、ということが大切なんだと常々思う。

あがり症だけど人前でスピーチをしなくてはいけないのなら、感情をこめた手紙を私はおすすめしています。